ヤケ食いの心理は「どうにでもなれ効果!?」~うつ病治療はゆうメンタルクリニック

ヤケ食いの心理は「どうにでもなれ効果」!?

心理学では「どうにでもなっちまえ効果(どうにでもなれ効果)」というものがあります。英語にするなら「What the hell effect」となります。

これは一言で言うと「小さな失敗をしてしまったときに、ヤケになって、さらなる失敗方向に進むこと」です。

別の言い方をするなら「毒を食らわば皿まで」ですね。

ある意味「オール・オア・ナッシング」の思考も関わっているかもしれません。

それこそ100点を目指しているときに、小さなミスで、99点になってしまった。
「わぁぁ! 100点じゃないならもう意味がない! だったら90点でも80点でも、それこそ0点でも同じだ!」
なんて風に考えてしまい、その結果、ヤケになって色々と食べてしまったりするわけです。

他にもたとえば、テスト前にマンガを読んでしまったときに「あぁもう一冊も二冊も同じだ!」というように、それこそ全巻読んでしまうようなものかもしれません。
これこそが「ヤケ食い」に走る心理なのです。

よってこの状態になりそうなときは、「ちょっと待て。今すぐやめればまだダメージは浅い」というように考えることです。
または自分のことを「許してあげよう」と考えてみてください。

自分を責めるよりずっと大切なのは、自分のことを許してあげることなんですよ。

(つづく)

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